ストーリーで売る

迷惑メールに学ぶ文章の心得？

先週ちょっと感動？したことがありました。

というのは、わたしに届いた「迷惑メール」です。

迷惑メール？と思うかもしれませんが、
「すごいなー」と思ったのでご紹介します。

なにがすごいかと言うと、
わたしが思わず返信しそうになったこと。

送信する直前に「ちょっとおかしいな・・」と思ったので、
ネットで検索してみて迷惑メールだということがわかりました。

直前でセーフでした。

検索に引っかからなかったら間違いなく返信したと思います。

では紹介していきましょう。
この迷惑メールはストーリー仕立てになっています。
１日１通のペースで届きます。

１通目は、
・エクセル添付メールが届いたけど、
　ウイルスかもしれないし確認でメールしましたという内容。

２通目は、
・友達に聞いたらウイルスメールだろうということでしたので、
　破棄しました。お騒がせしました。という内容。
　
３通目は、
・これもなにかの縁だし、
　よかったらメールしませんか？という内容。
　
４通目は、
・最近離婚して話し相手がいないんです・・・という内容。

わたしは読者の方からメールもらうことがあるので、
この方も読者かと思い１通目でメールしそうになりましたが、
聞いたことのない名前だしこちらからウイルスを送ったとは思えないので、
おかしいな、と思っていました。

２通めになると、
「２回ももらったし返信しようかな」と思いメーラーを起動しました。

ただちょっと引っかかるところがあったので、
なにげなくＷＥＢで検索したところ迷惑メールだということが判明。

掲載していたＷＥＢサイトによると、
この後「外で会いましょう」と展開されるようです。

しばらく前から「ストーリーで売る」ということに
興味があったのですがまさにこれが「ストーリー」かなと思いました。

これが迷惑メールではなく、
有名ブランドのマーケティングの一つだったとすれば、
思いっきりひっかかっていたと思います。

もちろん迷惑メールはいけないですが、
このやり方(ストーリーで魅せる)は、
メルマガを発行するときには学ぶべき内容かなと思いました。

さて、ポイントを整理すると、
・わたし一人に向かって書いてある。
・文字数も多くて時間がかかっただろうなと思う。
・名前も掲載されていて安心してしまう。
・何度か「わたし宛」にメールをもらうことで慣れてしまう。
というところかなと思います。

このメールに返信するとどうなるのか結構興味があったりします。
怖いのでやりませんが・・・。