雇用保険被保険者証と雇用保険被保険者離職票

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転職先への雇用保険被保険者証の提出

退職時の雇用保険関連の書類は、

雇用保険被保険者証
雇用保険被保険者離職票

の２点です。

雇用保険被保険者証は雇用保険に加入している証拠です。

退職から１年以内に再就職する場合、
雇用保険は前の会社での雇用期間と次の会社での雇用期間を
通算することが可能ですので、
次の会社に「雇用保険被保険者証」の提出が必要になります。

雇用保険者証を紛失した場合には、
ハローワークで雇用保険被保険者証再交付申請書に記入して、
再交付の申請をすれば発行されます。

雇用保険被保険者証の２重交付

通常は雇用保険被保険者証は１つしかありませんが、
１年以内の再就職であっても、
新しく被保険者となったことになり、
雇用保険被保険者証が２つ存在するということもあるようです。

その場合は合算する手続きが可能ですので、
ハローワークで「雇用保険被保険者証の統一届」を提出し、
雇用保険被保険者証を一つにまとめます。

転職するときには２重交付とならないように気をつけてください。

雇用保険被保険者証がない？

通常会社に就職すると雇用保険に加入します。
これは強制保険ですので会社は雇用保険への加入手続きが必要です。

雇用保険に加入すると雇用保険被保険者証が交付され、
会社が保管していると思います。

大手の場合はまずないと思いますが、
就職先が小さな会社の場合は、
「雇用保険のかけ忘れ」ということもありますので、
気をつけてください。

次の就職先が見つかるまでは雇用保険を当てにしていたのに、
実は雇用保険に加入していなかった、
という笑えない話もあるそうです。

できればこの「雇用保険被保険者証」の有無を、
退職届けを出す前に確認しておいたほうがいいでしょう。

会社の人事部に聞くことも可能ですが、
さすがに会社に「雇用保険被保険者証の状況を・・」とは
聞きづらいと思いますので、
ハローワークで確認することをお勧めします。