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退職に向けた引き継ぎ

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退職願い提出後は引き継ぎ資料を「これでもか」と作成する

退職願いを提出してから退職までの間は、
期間と仕事の種類にもよるとは思いますが、
いままでよりは時間に余裕ができるのが普通でしょう。

わたしの場合は通常はプロジェクト単位で動く仕事だったこと、
そしてプロジェクトの谷間に退職の意志を伝えたこと、
退職まで1か月しかなかったことから、
新しい仕事がなく一気に時間に余裕ができました。

それまでは朝から真夜中まで働いていましたが、
帰ろうと思えば定時に帰れる生活になりました。

そんな時間に余裕があるなかで力を注いだのが、
退職前の最後の仕事、「引き継ぎ」でした。

「あいつは仕事をほったらかして辞めた」と言われないためには、
退職理由がなんであれ、
退職までに引き継ぎをしっかりしておくことです。

退職に向けたうまい引き継ぎかた

退職は異動とは異なり、
後任者は問い合わせが難しくなります。

わたしが取った引き継ぎの作戦は以下の2点です。

  • とにかくきれいに資料を整理しておく

    業務の内容から、担当していた委員の資料まで、
    とにかく大切なことは紙にして残して、
    誰でもみることができるようにしました。

  • お客様とのやりとりがわかるようにしておく

    お客様からのメールはテキストにして、
    種類別にフォルダに格納したり、
    重要なメールはプリントしてキングファイルにとじました。

あなたが退職して後任者が一番困るのは、
お客様とのやりとりがわからなくなることでしょう。
客先から入手した資料は特に漏れがないようにしておきます。

退職したあとの連絡先

引き継ぎ期間だけで全てのことを伝えるのは難しいですが、
退職後の連絡先を担当者レベルまで伝えるか、
というのは難しい問題です。

わたしは「あいつが退職したせいで・・」とは言われたくなかったので、
関連した仕事をしていた人全員に対して、
メールと携帯番号を伝えました。

わたしの場合は非常時以外には聞いてこない、
退職するということの意味がわかっている人たちであったので、
特に問題はなかったのですが、
なんでも電話してくるようなメンバーが含まれているならば、
もう少し階層をあげて課長レベルまでには通知、
などとしたほうがいいかもしれません。

退職後に今までいた会社とどのような関係をもつかは、
退職するまではわからないですが、
少しでも関わる可能性があるのでしたら、
悪者にならないように手はうっておいたほうがいいと思います。



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