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退職の引き止めを受ける

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退職の引き止めを受ける (引き継ぎがあまりない場合)

退職願いを出すと必ずといっていいほど、
次にくるのは「引き止め」です。

「マナー」として引き止めているのか?
と思うほど上司や上位上司を含めて引き止めてきます。

特に年齢が上にいくほど「退職」ということに対して、
抵抗があるのか「後悔するぞ」と引き止めてきます。

わたしの場合の対処方法は退職後の計画を詳細に話すこと。
「来年に海外大学院へ留学する」ということにして、
退職したので(半分本当で半分嘘です)、
「いま退職して海外に行かければ人生ずっと後悔する」といって、
留学から帰国してからのプランまで事前に準備した計画を話すと、
だいたいは引き止めがやみました。

ほとんどの場合は本当に心配してくれているので、
退職するからといって「どうでもいい」とは思わず、
ありがたく聞きながら相手に退職の利点を説得します。

退職の引き止めを受ける (引き継ぎが多い場合)

わたしの場合はちょうど異動直後で担当する仕事が少なかったので、
退職で迷惑をかける相手も少なく、
スムーズに退職することができました。

しかし社内で一人しか担当している人がいない仕事を持っていたり、
仕事が佳境であなたが抜けることがものすごい痛手であったりすると、
ものすごい引き止めに来ると思います。

その時は退職時期を遅らせるという妥協案で、
退職しましょう。

わたしは7月が退職希望でしたが、
上司に退職を願い出るときには、
「7月~9月で都合の良いときを選らんでくれ」と、
あちらが都合のよいときを決められるようにしました。

退職の引き止めを受ける時の心得

わたしが引き止めを受けたときに考えた心得です。

最初は相手を打ち負かそうと思っていましたが、
素直に聞いて「申し訳ない」といったほうが、
スムーズに終わることに気づきました。

  • 退職で迷惑をおかけして申し訳ないという気持ちでのぞむ
  • 「自分が優秀だから退職を引き止めている」と思って聞き、
    「引き止めて頂けてうれしい」と伝える。
  • 退職したあとも計画はたっていることを相手を説得するつもりで、
    丁寧に説明する。

退職の引き止め工作?

退職の引き止め工作はあなたが優秀であれば優秀であるほど、
魅力的な選択肢がでてくると思います。

わたしは海外に行きたいと言って退職願いをだしたので、
「海外案件を君のために持ってきたから来週から、
とりあえず1か月やってみてそれから決断してはどうか?」
「来期には海外事業部へ異動させるから考え直さないか?」
「次は責任者としてプロジェクトに入ってみないか?」
といわれたり。

とにかく魅力的な選択肢が次から次へと出てきました。

それを受けてからほんとうに退職するのもいいですし、
早めに退職したければ、
「中途半端になるとよけいにご迷惑がかかるので」
といって断る方法もあります。



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