退職理由を考える
退職時に上司や上位上司に細かく聞かれることはもちろんですが、
退職が同僚に知られてからは知り合いに会うたびに、
毎回同じ退職理由を説明しなければいけません。
退職理由は本当のことを言う場合も、
オブラートに包む場合も、
穏便に済ませるために嘘を言う場合もあると思います。
全てにおいてきちんと準備しておかなければ、
退職理由の説明で質問されてしどろもどろになってしまいます。
かっこよく退職するためにも、
しっかりと準備しておきましょう。
退職理由のイロハ (上司編)
上司への退職理由の説明は多くても5回程度でしょう。
わたしの場合は上司、上位上司、更にその上の上司の3人でした。
退職理由は対面で説明をすることになりますので、
5W1Hでしっかりと準備しておきましょう。
特に念入りに準備しておくトピックは以下です。
- 退職後の身の振り方
- 退職する決断したキッカケ
- 退職する際に悩んだ点
- 不満が原因での退職ではないという根拠
注意したほうが良いと思う点です
- 仕事に不満があり退職するとは言わないほうが穏便に退職できます。
- たとえ上司から「会社の悪い点を教えてくれ」といわれても正直には言わず、1割ぐらいに押さえておきましょう。
- 留学や1年程度の旅行の場合は休職という選択肢を提示されることがありますので、これに反論できるようにしておきましょう。
不満はなかったというアピールのために、
「退職を考えるにあたってやはり良い会社なので悩んだ」
とほめておくのも良いと思います。
(完全に嘘だとばれる可能性があるので 、
少しでも思っていることを誇張して伝える位がいいと思います。)
退職理由のイロハ (同僚編)
退職理由の説明で意外と苦労するのが同僚や知り合いへの説明です。
上司の場合は多くても5回程度だと思いますが、
同僚や知り合いには何度も何度も同じことを説明しなければいけません。
同僚や知り合いは遠慮なく何でも聞いてくるため、
きちんと準備しておかなければ意外と苦労します。
同僚や知り合いに退職の報告をすると、
必ず聞かれるのは以下の点です。
- 退職してからどうするのか
- 休養を取る場合はその期間と予定
- 独立する場合や家業を継ぐ場合はその業界の状況と事業計画
特に独立を考えている場合やベンチャーに転職する場合は、
相手の興味をそそるのか、かなり詳しく聞かれますので、
「わからない」と答えるのがイヤな方は、
きちんと業務計画を立てておきましょう。
(将来的に同僚を引き抜く予定があるのでしたら、
事業計画書を持ち歩くのも手かもしれません。)
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