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退職理由を自分の中で整理してみる

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退職前に退職理由を整理する

退職を決断するときに即決できる人は少ないでしょう。

まずは辞めたい気持ちが少しずつわいてきて、
それが大きくなり最後に爆発するという感じです。

就職や転職のさいには相性ということが言われますが、
退職時にも本当に自分が退職をして次の一歩を進めたいのか、
真剣に考える必要があります。

退職したあとに実はもっとも相性の良い会社は、
退職した会社だったということがないようにしたいですよね。

そこでお勧めするのが、
退職したいと思ったら、
まずは「退職理由」をA4一杯に書いてみること。

それが終わったら、
退職しない理由」を同じくA4一杯に書いてみます。

書き終わったらお互いを見比べてみてください。

もし退職理由に「今の仕事がイヤ」と書いてあるのに、
退職しない理由には「他社では得られない満足感」など、
自分が漠然と考えている退職理由が、
整理してみると本当に考えていることとはギャップがあった、
ということがあると思います。

退職理由が整理できたと思っても・・・

とりあえず書き出して今の会社を退職したほうが、
自分にとってはメリットが大きいと確信を持ったとしても、
まだ退職決断は早いでしょう。

先ほどの退職理由はあくまでも、
「退職したほうが良いと自分が思っているのか確認する」
ことが目的で、
「実際に退職したほうが有利か判断する」
ことには使えませんよね。

そこで今度は自分がもう一度作成した、
退職する理由」と「退職しない理由」を見比べます。

そして自分が人材コンサルタントになったつもりで、
将来のキャリアパス(独立起業したいのか、安定した生活が欲しいのか)
を考慮した「退職する理由」と「退職しない理由」
を書き出してみます。

この時は具体的に金額も書いていくことが必要です。

転職するのならば転職先の給料と福利厚生などは
調べて書いたほうがいいでしょう。

独立起業ならば最初の1年でいくらぐらい稼げるのかも
考慮して今退職するべきなのかを考えたほうがいいでしょう。

退職理由が独立起業の場合

退職の理由が「起業」の場合は、
特にお金の計算に細かくなる必要があるでしょう。

プランと勝算があるからこそ退職するわけですが、
資金には限りがあるため時間との戦いになっています。

まずは副業として(会社に秘密ででも)始めることができないか、
会社にいながら準備が可能なことはないか確認します。

それが全て完了し、
会社で副業的に仕事をするよりも、
退職して打って出たほうがいい!と思ったときに、
退職することをおすすめします。



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