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退職の届けを出す前に相談する

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退職を相談する

退職理由がはっきりしていたとしても、
退職届けを出す前に誰かに相談はしたいですよね。

わたしも退職を決めるまでに、
退職の理由を友達や知り合いに聞いてもらいました。

そうすることで退職する理由も明確になっていきますし、
退職届けを出すための決意(勇気がいりますよね)もできます。

ただ退職を相談するとはいっても、
一歩間違うと相談者から会社に漏れて大騒ぎになったり、
一人よがりで実は相談相手になにも通じてなかったり、
相談される側の人も大きな決断だとわかっているからこそ、
慎重になって「とりあえず辞めるな」となってしまいます。

そこでとにかく気をつけてほしい点を、
実体験をもとにまとめてみます。

退職を相談する相手を選ぶ

「退職を決めていないのであれば会社内の人には相談しないこと」

これがもっとも重要なポイントです。

わたしは承認権限のある上司に退職の意志を伝えたところ、
「もう少し考えてほしい」と言われて昔の上司に相談したのですが、
その上司があわてたらしく社内で部長など数人しか知らない状態なのに、
手当たり次第に対処方法を昔の上司や同僚に相談したらしく、
次々と「なぜ辞める?」「もう少し頑張れ!」というメールが、
昔の上司から届きました。

退職の引き留めに対処するのは意外と疲れるもので、
あまり気持ちの良いものではありません。

それに、これが数ヶ月前に起きていて、
同じ部署の担当にまで漏れていたとしたら、
「あいつはどうせ退職するから」と言われて、
仕事にならなかったと思います。

退職手続きはできるだけ穏便に、
こっそり進めるものですので、
決めていないのであれば社内の人ではなく、
社外の人に相談しましょう。

もし直属の上司に話していないのに、
まわりからそんな情報が漏れてきたとしたら、
直属の上司は管理責任を問われ迷惑がかかる可能性もあります。

退職を上司に相談すること

しかし仲が良くなんでも話せる上司で、
留学などはっきりした目的がある場合は、
軽く相談して探りをいれておくのもいいと思います。

  • どの程度の引き継ぎ期間で退職させてくれるか。
  • 退職に対してどのような考えを持っているのか。

という点は聞いておかないと、
退職したいと言ったはいいけど引き継ぎに1年かかった、
などという話も聞きます。

相談するときに注意するのは必ず直属の上司から相談します。

いきなり上位上司に飛んでしまうと、
管理責任を問われ迷惑がかかる可能性があるためです。

できるだけ穏便で円満な退職を目指しましょう。



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