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退職に迷いがあるとき

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退職への迷い

自己都合による退職の場合、
「退職後の不安」や「転職への不安」など、
退職を迷うことがあります。

一度「退職したい」という退職への気持ちが盛り上がってしまうと、
退職する理由がまだきちんと固まっておらず、
将来への不安があったとしても、
とりあえず「退職してしまえ!」となってしまうことがあります。

これも一つの判断ですが、
できればお勧めしません。

退職を不安に思う理由があるのですから、
まずはそれを払拭することが必要です。

優秀な人には再就職や転職の道はたくさん開かれていますが、
そうでない人には再就職先や転職先を見つけるのは、
難しいという二極化が進んでいるように思います。

退職に迷いがあるときは安易に退職せず、
退職を迷う理由」がなくなるまで、
会社に留まることをおすすめします。

退職を1年待ってもたいしたことはない

退職を心に決めると「一刻も早く」となりがちですが、
冷静になって考えてみると、
1年や半年は待ったとしても遅くはありません。

その間に準備もできますし、
迷いがなくなるまでしっかりと考えることができます。

わたしも退職を考えはじめてから1年間待ちましたが、
その間に退職後どのようにして起業へ向けて進むか、
という計画を立てることができましたし、
お金を計画的に貯めることができました。

本屋をのぞくと「すぐに退職する」などという、
過激な本が並んでいますが長い人生、
1年間は待ってから退職しても遅くはありません。

迷いを確かめるために仕事を頑張る

退職への迷いを抱えながら仕事をする、
というのは仕事に力が入らないものです。

私も退職を悩んでいるあいだは、
普段の7割程度のパフォーマンスしか、
でていなかったと思います。

わたしの迷いは、

  • 退職までに今の仕事で得るべき知識・能力は全て吸収できるか?
  • 退職後に暫く生活する資金はあるか?
  • 退職後の次の仕事をどうやって成功させられるか?

という悩みでした。

特に「今の仕事で得るべき知識や能力」は全て得ているのか、
という点については悩みました。

最終的には1年程度働いてから、
「これ以上ここで働くよりも外へ出たほうが知識や能力が得られる」
と判断し退職しました。

給料が支払われいなど、選択肢がない場合は仕方ないですが、
仕事に不満や不一致があると思う場合は、
退職を決断する前にもう一度、
数ヶ月だけ全力で働いてみることをお勧めします。

それで「退職したほうがいい」と思えば退職すればいいですし、
「仕事がおもしろい」と思えばそのまま続ければいいと思います。



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